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4億年前の歯車





2012年3月、日本とも近いロシアのカムチャッカ半島から奇妙な化石が発見された。
発見したのはサンクトペテルブルグ大学の考古学者ユーリ・アンドリーゴル氏で機械部品の年代は実に4億年前に遡るという。
氏は興奮を隠さずにこうコメントしている。

ある日発掘調査にあたっていた我々にチギル県の人から電話がありました。
電話をくれた彼は、その場所を歩いていたハイカーが、岩にこれらの遺跡を見つけたことを話してくれました。
我々は、示された場所に行きそれを見つけましたが始めは我々が自分が見たものを理解できませんでした。
それは機械の部品であるように見える数百個の歯がついたシリンダだったからです。

それらはごく短期間のうちに凍結したかのように、保全の完璧な状態でした。
すぐに好奇の目が大量に現われるようになったので、地域の立入りを制限する必要がありました。
現在他の科学者やアメリカの地質学者も、その化石を驚くべき神秘的な人工物として定義しております。

その場にいた誰もが4億年前に地球上に人[さらにマシン]が存在していたことが信じられませんでした。
そして部品が歴史的にかつ地質学的に短期間で化石状態に達していることも発見されました。 おそらく太古のある日機械は沼に落ちたのでしょう。
こうした技術の存在を拒否する[さらに過去に出来事として]ことは深刻な間違いです。なぜなら、進化は線形ではないからです 。


素晴らしい。
複雑ないくつもの歯車を組み合わせたこの太古のコンピューターらしきものが実在したならばオーパーツとしては特級の評価を与えたい。
しかし現実はかくも厳しいものだった。


ところが調査の結果ロシアの名門サンクトペテルブルグ大学にはユーリ・アンドリーゴルなる考古学者は存在しないことが判明。
当然このオーパーツを支持したとされるアメリカの地質学者も大学も名前もわからぬ正体不明でとても世紀の発見を証明するものとはなりえないことがわかった。

しかも海洋生物学者から「これはただのウミユリの化石でしょう」という突っ込みがなされて万事は休する。
なんのことはない。
歯車のように見えたのはウミユリの花の部分がそう見えるだけであり、こんな化石は何十年も前からいくらも見つかっていたのである。
これはむしろそんなありふれたものをオーパーツに仕立て上げた手腕を褒めるべきだろうか?
なんとも残念な結果に終わったオーパーツであった。




フランスはリール博物館所蔵のウミユリの化石。
オーパーツと発表されたのはこの写真の一部を拡大したものにすぎなかった。
そもそもカムチャッカ半島で見つかったということ自体が大ウソである。


  生きた化石と言われるウミユリ。この茎や花の部分が化石化すると歯車のようになる。





すごい、ここまで来ると生き物の化石には見えない。





茎の部分もこうしたネジかボルトのように見える。